ヒートショックや精神的ストレスや加齢や塩分の摂り過ぎや更年期のホルモン異常や肉体疲労や過度な興奮や激しい運動や睡眠時無呼吸症候群など、血圧が上下する原因はいくつかありますが、便秘が影響することもあります。
便秘気味のときは硬い便を無理やり出そうとして排便時にいきんでしまいがちですが、そのいきみによって血圧が急上昇します。
血圧が急激に上昇すると血管に大きな負担がかかり、動脈硬化を悪化させたり突然死のリスクと隣り合わせの虚血性心疾患を発症したり後遺症を伴う脳卒中を患ったりなど、深刻な健康問題に発展する恐れもあります。
マグネシウムを摂取したり水を一日に2リットル飲んだりして便が硬くならないようにする、マッサージや体操で腸の蠕動運動を促しお通じのリズムを作る、乳酸菌やオリゴ糖で日和見菌や善玉菌を増やし腸内フローラを整えるなどの対策で、体への負担が少ない排便を心がけましょう。