痔ろうはあな痔とも呼ばれる疾患で、直腸と肛門周囲にトンネル状の痔が発生するのが症状の特徴です。
膿が溜まって生じる肛門周囲膿瘍を切っ掛けに、痔ろうを発症するケースが多いとされます。
痔ろうの原因は、下痢をして肛門周囲の組織に細菌が入り込み、感染が生じて化膿するのが原因です。
進行すると肛門周囲膿瘍になり、更に悪化すると肛門の周囲にある皮膚を突き破るほどのトンネルに成長します。
痔ろうの症状は、お尻にズキズキと感じる痛みが基本です。
40℃未満の発熱と患部の熱感も痔ろうの典型的な症状です。
お尻から膿が出たり、下着に膿がついて汚れたりするのもそうです。
膿は痔ろうの疑いが強く、進行している可能性があるので注意です。