切れ痔とは肛門の出口付近の皮膚の部分が切れた状態のことを指し、現在多くの方が痛みに苦しんでいることで知られています。
便秘によって硬い便が通過したり、下痢の時の大便の強い勢いなどで肛門の出口付近が切れたり、直腸肛門部の血液循環が悪くなることが原因で起こります。
歯状線より下にある肛門上皮という部分は肛門の内側の粘膜とは違い、痛みを感じる神経がいくつも通っています。
そのため切れ痔を発症した際には強い痛みが伴うので、一刻も早い改善が必要になります。
軽い症状の場合なら市販の塗り薬や飲み薬で対処できますが、酷い症状になると日常生活にも支障を来してしまうくらいの痛みを感じます。
仕事や学業に悪影響を及ぼさないためにも、なるべく早く病院の肛門科で診察を受けることが大切です。