家族で痔になる人が多いと、遺伝をするのか気になるかもしれません。
痔の病気自体は遺伝をすることはありませんが、??肛門上皮下の支持組織が脆弱な人は痔になりやすい特徴があるので、遺伝でそのような状態になっている場合は、痔にかかりやすくなっていても不思議なことではないです。
そのため家族で痔になる人が多い場合は、生まれつき肛門上皮下の支持組織が脆弱になっている可能性が高いと考えられます。
両親が弱くても必ずしも子供に引き継がれるわけではないので、子供は痔にならないことも珍しくないです。
痔自体が遺伝で発症するわけではないことを理解することで、実際に痔になったときに遺伝について正しい知識を持っておくのが大切なことになります。