痔は、いぼ痔と切れ痔そして痔ろうの3種類に分けられます。
いぼ痔は肛門部分が腫れて、痛みや出血といった症状を伴うのが特徴です。
肛門内部にできるいぼ痔は痛みより出血が強く、外側にできるいぼ痔は痛みの方が強くあらわれます。
切れ痔は便秘などで肛門部分が裂けて、出血と痛みの症状が生じます。
いぼ痔との違いは腫れがあるかどうかなので、種類を見分けるのは難しくないです。
痔ろうは肛門周囲の内側が化膿して膿が溜まり、進行すると膿が外に出てくるのが特徴的な症状です。
腫れと痛みに加えて38~39℃くらいの発熱があります。
他の種類は発熱を伴わないので、発熱が見分けるポイントになります。
同じ種類でも進行度合いによって症状は違ってくるので、種類や程度の見分けに自信が持てない場合は医療機関に相談が必要です。