アルコールをよく摂取している方は、逆流性食道炎になりやすいです。
逆流性食道炎は日本では少ない病気でしたが、近年かなり増加しています。
食事の欧米化や高脂肪食が広まったことなどが要因です。
アルコールが逆流性食道炎を誘発する理由は、胃の内容物の逆流を防ぐ働きがある下部食道括約筋の機能を弱めて、食道から流れる食べ物を送り出す蠕動運動の働きを阻害してしまうからになります。
過度なアルコール摂取は胃酸が逆流しやすいですし、食道に食べ物が溜まりやすくなって逆流性食道炎のリスクを高めてしまいます。
適量であればストレス解消になるので大丈夫ですが、過度なアルコールの摂取は健康において悪影響になるので避けるべきです。