いぼ痔の治療法の1つPAO注は、痔核に薬剤を注入して硬化させる注射療法です。
PAO注の有効率は8割程度とされていて、内痔核の出血を止めるのに有効です。
痔核が硬化することで、出血を抑えながら小さくなるのがメカニズムです。
PAO注は主に内痔核の治療に用いられる注射療法で、1回あたりの治療は数分と短いです。
重症のいぼ痔や外痔核のいぼ痔には使えませんが、内痔核を早く短時間で治療できるのが魅力的です。
PAO注は、十分な薬剤を注入する必要があるので、1回だけでなく再度注射することが多いです。
医療機関によっては外来の当日に治療可能で、軽度の症状なら痔核の脱出を含めて早く症状が治まります。
効果を発揮する期間が長くて持続性がありますから、いぼ痔を気にせず日常生活が送れるようになります。