痔ろうの切開開放術は、痔ろうの入り口となる部分と膿が出る出口の部分を切り開き、切除して膿を取り除く方法です。
切除を終えたら肉を盛り上げて元に戻すのが切開開放術の特徴です。
手術なので入院が必要なイメージですが、医療機関によっては日帰りで手術できます。
傷口の回復に2ヵ月以上要するので通院は必要になります。
従来は入院が必要とされていましたが、現在は手術法の改良によって日帰りが実現しています。
麻酔の使い方の工夫もあって、日帰りで切開開放術ができる医療機関は少なくないです。
希望すれば入院できる場合もあるので、入院したい場合は医療機関に相談をおすすめします。
切開開放術の当日は、自宅で安静に過ごすのが一般的です。
当面は安静にする必要がありますから、入院不要とはいえしばらく休みを取って手術に臨むのが望ましいです。