逆流性食道炎とは胃酸や胃の内容物が食道へ向かって逆流することで起こる病気であり、逆流した胃酸が食道の粘膜を傷付けることにより、粘膜がただれて炎症を起こすことで知られています。
焼けるような感じの胸やけが起こったり、酸っぱい胃酸が上がって気持ち悪くなります。
逆流性食道炎は以前の日本人には少ない病気でしたが、最近は食の欧米化によって患者数が増加しています。
和食に比べて肉類や脂肪分の多い食事内容に変化してきたため、それに伴い胃酸の分泌が多くなります。
胃酸が多くなると逆流を起こしやすくなるので、日々の食事には気を使うべきです。
この逆流性食道炎を予防するには、生活習慣の改善が必須です。
食べすぎないように腹八分目を心がけ、なるべく消化の良い食事内容に変更しましょう。
就寝前の食事は避け、食べた後すぐに横にならないように気を付けます。
逆流を起こしやすい食品を控えるなど、予防のためにもちょっとした部分の改善に取り組んでください。